相続でお悩みの方はお任せください 西川司法書士事務所 nishikawaJudicial scrivener

お問い合わせ

高松市で個人再生を行う条件と手続きの流れ

高松市で個人再生を行う条件と手続きの流れ
記事の監修:西川 宗久(にしかわ むねひさ)
香川県司法書士会所属 / 西川司法書士事務所 代表

【プロフィール】
香川県高松市にて「西川司法書士事務所」の代表を務める。相続・遺言・空き家問題に特化しており、年間200件以上の相続相談を受ける相続・遺言のスペシャリスト。
「相続が争族(あらそうぞく)化することを防ぐ」という理念のもと、財産の大小に関わらず起こり得る相続トラブルを未然に防ぐための「事前の相続対策」に力を入れている。
専門的な法律知識をわかりやすく伝えるため、YouTubeでの情報発信やZoom等を用いたオンライン相談にも積極的に対応。親族間では直接話しにくい相続の悩みを、第三者の専門家として円満に解決へと導くサポートを行っている。

こんにちは!香川県高松市の「西川司法書士事務所」の西川です。

借金の返済が苦しくなり、毎月カレンダーを見ながらため息をついていませんか。「自己破産だけは避けたい」「でもこのままでは生活が立ち行かない」と、一人で夜も眠れずに悩んでいる方も少なくありません。まずはどうぞ、深く息を吸って落ち着いてくださいね。借金の問題には必ず解決策があります。今回は、マイホームを手放さずに借金を大幅に減らせる可能性のある「個人再生」について、高松での具体的な条件や流れを分かりやすくお話しします。

【クイック解説】高松市での個人再生の要点

  • 個人再生とは:裁判所を通じて、借金を基本的におおむね5分の1(最低100万円)まで減額してもらい、原則3年間で分割返済していく手続きです。住宅ローン特則を使えば、マイホームを守ることも可能です。
  • 主な条件:住宅ローンを除く借金総額が5000万円以下であること、そして将来的に「継続して安定した収入」が見込めることです。
  • 高松市での窓口:手続きを行うのは、高松市丸の内にある「高松地方裁判所」になります。

個人再生を利用するための主な条件

個人再生を利用するための主な3つの条件を示した図解

個人再生は借金を大幅に減らせる非常に強力な手続きですが、誰でも利用できるわけではありません。裁判所に認めてもらうためには、主に以下の条件を満たしている必要があります。

1. 継続して安定した収入があること

これが最も重要な条件です。個人再生は自己破産とは異なり、減額された借金をその後3年間(特別な事情があれば5年間)にわたってコツコツと返済していく手続きです。そのため、サラリーマンや公務員、パート・アルバイト、あるいは個人事業主として、毎月決まった収入が将来も続く見込みがあるかどうかが厳しくチェックされます。

2. 住宅ローン以外の借金総額が5,000万円以下であること

住宅ローン(マイホームのローン)を除いた、カードローンやクレジットカードのキャッシング、リボ払い、その他の借金の合計額が5,000万円以下でなければなりません。一般的な個人の方の債務であれば、多くの場合この範囲に収まります。

3. 返済不能になる恐れがあること

今の収入や財産では、このまま借金を返し続けることが客観的に見て難しい(破産する恐れがある)状態である必要があります。

個人再生手続きの具体的な流れ

個人再生は、高松地方裁判所に申し立てをして進める厳格な裁判所の手続きです。私のような司法書士がサポートする場合、一般的に以下のようなステップで進んでいきます。

  1. 司法書士への相談と受任通知の送付  まずは当事務所で現在の家計や借金の状況をじっくり伺います。ご依頼をいただいたら、すぐにすべての債権者へ「受任通知(じゅにんつうち)」を発送します。この通知が届いた時点で、債権者からの督促や毎月の返済はストップしますので、まずはここで精神的な平穏を取り戻していただけます。
  2. 財産・収入の調査と申立書類の準備  給与明細や通帳のコピー、市役所で取得する課税証明書などを集め、裁判所に提出する書類を作り込んでいきます。また、この準備期間中に「履行テスト(りこうてすと)」といって、再生計画通りに毎月返済ができるかを試すために、指定の口座へ毎月一定額を積み立てる練習を行います。
  3. 高松地方裁判所への申し立て  書類が全て揃ったら、高松地方裁判所(高松市丸の内)へ個人再生の申し立てを行います。
  4. 再生手続の開始決定と債権額の確定  裁判所が書類を審査し、問題がなければ手続きの「開始決定」を出します。その後、債権者から「本当はいくら貸しているか」の届け出があり、借金の正確な総額が確定します。
  5. 再生計画案の提出と認可  「減額された借金を、これから毎月これだけずつ返済していきます」という計画を書いた「再生計画案」を裁判所に提出します。債権者の意見を聞く手続きなどを経て、裁判所がこの計画を認めてくれれば(認可決定)、無事に手続きは完了です。
  6. 返済の開始  認可された再生計画に基づいて、翌月あたりからいよいよ実際の返済がスタートします。ここから3年間、無理のない金額をしっかり返済していくことになります。

高松市で個人再生を進める際の地域特有の注意点

高松市で個人再生を行う際の地域特有の注意点をまとめた図解

高松市周辺にお住まいの方が個人再生を申し立てる場合、管轄はすべて「高松地方裁判所(本庁)」になります。裁判所は高松市丸の内にあり、高松高等裁判所や高松法務局など、行政や司法の機関が集まるエリアの近くに位置しています。

高松地裁の手続きの特徴として、書類の不備や家計簿の整合性、履行テスト(積立の練習)の状況などが細かくチェックされます。特に「本当に毎月安定して支払っていけるのか」という点は、地方裁判所ごとに運用の細かなニュアンスが異なるため、地元の裁判所の傾向を熟知している地元のプロに依頼するのが一番安心です。当事務所では、高松地裁の運用に合わせた確実な書類作成を行います。

また、必要書類を集めるために、高松市役所(番町)や各支所、あるいは香川県内の各自治体の窓口へ足を運ぶ必要がありますが、どの書類がどこで取れるかも丁寧にご案内いたします。

よくある質問(Q&A)

Q:個人再生をすると、高松にあるマイホームは絶対に手放さなくて大丈夫ですか?

A:基本的には「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」という制度を利用すれば、マイホームを手放さずに他の借金だけを減らすことができます。ただし、住宅ローンの滞納が長引いて保証会社に代位弁済されてから長期間が経っている場合など、一部利用できない特殊なケースもありますので、できるだけ早めにご相談いただくことが大切です。

Q:パートやアルバイト、派遣社員でも個人再生は利用できますか?

A:はい、利用可能です。雇用形態に関わらず、「毎月、継続して安定した収入があること」が条件ですので、シフトが極端に不安定でなければパートや派遣社員の方でも裁判所に認められる可能性は十分にあります。

Q:家族や高松の職場に内緒で手続きを進めることは可能ですか?

A:司法書士から職場やご家族に直接連絡することはありません。ただし、同居されているご家族がいる場合、裁判所に提出する書類として「配偶者の収入証明書」や「同居人全員が載った住民票」などが必要になるため、完全に秘密のまま進めるのは難しいケースが多いです。今後の生活再建のためにも、できればご家族には事情を話し、協力を得ることをおすすめしています。

まとめ

個人再生は、自己破産を避けながらマイホームを守り、借金を大きく減らして生活を立て直すことができる素晴らしい制度です。手続きは複雑で提出する書類も多いですが、私たちが一歩一歩、伴走しながらサポートしますので心配いりません。

カレンダーの支払日を気にしてビクビクする毎日は、もう終わりにしませんか。高松の地で暮らす皆様が、また笑顔で前を向いて歩き出せるよう、西川司法書士事務所が親身になってお力になります。初回のご相談は無料ですので、まずはどうぞお気軽にお気持ちを聞かせてくださいね。

【お問い合わせ先】

西川司法書士事務所

公式サイト:https://nishikawa-souzoku.com

(※こちらのURLから、詳しいサービス内容やご相談の流れをご確認いただけます。)

関連記事