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【さぬき市】不動産の生前贈与、費用と税金の知識を司法書士が解説

【さぬき市】不動産の生前贈与、費用と税金の知識を司法書士が解説
記事の監修:西川 宗久(にしかわ むねひさ)
香川県司法書士会所属 / 西川司法書士事務所 代表

【プロフィール】
香川県高松市にて「西川司法書士事務所」の代表を務める。相続・遺言・空き家問題に特化しており、年間200件以上の相続相談を受ける相続・遺言のスペシャリスト。
「相続が争族(あらそうぞく)化することを防ぐ」という理念のもと、財産の大小に関わらず起こり得る相続トラブルを未然に防ぐための「事前の相続対策」に力を入れている。
専門的な法律知識をわかりやすく伝えるため、YouTubeでの情報発信やZoom等を用いたオンライン相談にも積極的に対応。親族間では直接話しにくい相続の悩みを、第三者の専門家として円満に解決へと導くサポートを行っている。

こんにちは!香川県高松市で「西川司法書士事務所」の代表を務めております、西川です。

「さぬき市にある実家を、元気なうちに子どもへ譲っておきたい」「長年連れ添った妻に、さぬき市の自宅の名義を移したい」といった生前贈与のご相談をよくいただきます。

ご家族を想う温かいお気持ちからスタートする生前贈与ですが、「贈与税がすごく高いって聞いたことがあるけど…」と不安を感じる方も多いですよね。

せっかくの優しいお気持ちが「思わぬ税金」で後悔に変わってしまわないよう、まずは最も重要なポイントをサッとお伝えしますね。

【クイック解説】さぬき市の不動産生前贈与・費用と手続きのポイント

  • 不動産の生前贈与は、相続で引き継ぐよりも「名義変更にかかる税金(登録免許税など)」がかなり割高になります。
  • 贈与税を抑えるためには、「夫婦の間での特例(おしどり贈与)」や「相続時精算課税制度」などの活用が鍵となります。
  • 名義変更の手続きは高松市内ではなく、さぬき市寒川町にある「高松法務局 寒川出張所」が管轄です。贈与税の申告は「長尾税務署」に行います。

贈与は「ただ名義を変えれば終わり」ではありません。具体的にどんな費用や税金がかかるのか、一緒に詳しく見ていきましょう。

1. 生前贈与にかかる「3つの大きなお金(費用と税金)」

不動産を生前贈与する際、単に財産をあげるだけでなく、受け取る側(受贈者)に以下のような費用や税金がかかってきます。ここが「相続」と大きく違う点です。

  1. 登録免許税(法務局に納める税金)  名義変更(登記)をする際にかかる税金です。相続の場合は不動産の評価額の「0.4%」ですが、生前贈与の場合は「2.0%」と、実に5倍も高くなります。
  2. 不動産取得税(香川県から請求が来る税金)  不動産を取得したことに対してかかる税金で、名義変更から数ヶ月後に香川県から納付書が届きます。相続のときには一切かかりませんが、生前贈与では支払いが必要です(評価額の原則3〜4%)。
  3. 贈与税(長尾税務署に納める国税)  これが一番のネックになることが多いです。年間110万円の基礎控除を超えた分の財産をもらうと、高い税率で贈与税がかかります。

「贈与税さえかからなければ大丈夫」と誤解されている方が多いのですが、実は1と2の「名義変更に伴う税金」だけでも数十万円の出費になるケースが少なくありません。

2. 贈与税を抑える!知っておきたい特例制度

高い贈与税を回避するために、2026年現在、多くの方が利用している代表的な特例をご紹介します。

  • 相続時精算課税制度 
     「2,500万円までの贈与なら、とりあえず今は贈与税をかけないでおくよ(ただし、後で相続が起きた時に相続税の計算に含めて精算してね)」という制度です。さらに2024年からは新たに年間110万円の非課税枠も追加され、より使いやすくなりました。
  • 贈与税の配偶者控除(おしどり贈与)  
    婚姻期間が20年以上の夫婦間で、居住用の不動産(またはそれを買うための資金)を贈与する場合、最高2,000万円まで贈与税がかからないという特例です。

こうした制度を使うことで贈与税をゼロにできる可能性はありますが、要件が細かく決まっているため、事前のシミュレーションが非常に重要です。

3. さぬき市での手続き窓口(役所と法務局)と流れ

実際にさぬき市の不動産を贈与する場合のステップと、地元の管轄窓口についてお話しします。

  1. さぬき市役所で書類を取得するまずは、さぬき市役所の税務課(本庁舎)などで、不動産の価値がわかる「固定資産評価証明書」などを取得します。
  2. 贈与契約書を作成し、名義変更をする誰から誰へ贈与するのかを取り決めた「贈与契約書」を作成し、法務局へ登記の申請をします。管轄はさぬき市寒川町にある「高松法務局 寒川出張所」です。
  3. 翌年の確定申告時期に税務署へ申告する贈与を受けた翌年の2月〜3月に、贈与税の申告(特例を利用する申告を含む)を行います。さぬき市にお住まいの方の管轄は「長尾税務署(さぬき市長尾東)」です。

当事務所は高松市にありますが、さぬき市役所での書類取得から、寒川出張所へのオンライン登記申請まで、スピーディーに一括サポートが可能です!

よくある質問(Q&A)

Q:生前贈与と相続、結局どちらがお得ですか?

A:税金や費用の「安さ」だけで比べると、圧倒的に「相続」の方がお得です。ただし、「自分が元気なうちに確実に長男へ渡したい」「認知症になる前に名義を変えておきたい」という想いを実現できるのは生前贈与ならではのメリットです。目的によって正解が異なりますので、まずはご相談ください。

Q:さぬき市の高松法務局 寒川出張所まで自分で行く時間がないのですが…。

A:ご安心ください。西川司法書士事務所にご依頼いただければ、お客様が寒川出張所へ足を運ぶ必要はありません。契約書の作成から登記申請まで、高松の事務所からすべて代理でお手続きいたします。

Q:贈与税がいくらかかるか、正確に知りたいのですが計算してもらえますか?

A:私たち司法書士は「名義変更(登記)のプロ」ですが、具体的な税金の計算や申告は法律により「税理士」の専門分野となります。当事務所では、贈与税に詳しい香川県内の信頼できる税理士とガッチリ連携しております。税理士と一緒にお客様の状況をお伺いし、トータルでサポートできる体制を整えていますので、窓口一つで安心してお任せください。

まとめ

さぬき市での不動産の生前贈与について、費用と税金のリアルな部分をお話ししました。

「良かれと思って贈与したのに、あとで高額な税金の請求が来て困ってしまった」という事態は、専門家として絶対に防ぎたいと願っています。

大切なご家族への想いを最高の形で実現できるよう、香川の不動産事情に精通した「地域に詳しいプロ」として私たちがしっかり道案内をいたします。高松の事務所でおいしいお茶をご用意してお待ちしておりますので、「ちょっと話だけでも聞いてみようかな」と、お気軽にお問い合わせくださいね。

【お問い合わせ先】

西川司法書士事務所

公式サイト:https://nishikawa-souzoku.com

(※こちらのURLから、詳しいサービス内容やご相談の流れをご確認いただけます。)

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