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香川県高松市で株式会社を自分で設立する方法と注意点

香川県高松市で株式会社を自分で設立する方法と注意点
記事の監修:西川 宗久(にしかわ むねひさ)
香川県司法書士会所属 / 西川司法書士事務所 代表

【プロフィール】
香川県高松市にて「西川司法書士事務所」の代表を務める。相続・遺言・空き家問題に特化しており、年間200件以上の相続相談を受ける相続・遺言のスペシャリスト。
「相続が争族(あらそうぞく)化することを防ぐ」という理念のもと、財産の大小に関わらず起こり得る相続トラブルを未然に防ぐための「事前の相続対策」に力を入れている。
専門的な法律知識をわかりやすく伝えるため、YouTubeでの情報発信やZoom等を用いたオンライン相談にも積極的に対応。親族間では直接話しにくい相続の悩みを、第三者の専門家として円満に解決へと導くサポートを行っている。

【この記事のポイント】香川県高松市で株式会社を設立する際の手順と注意点を司法書士が解説。費用・期間・手続きの流れを整理した実用ガイドです。

こんにちは!西川司法書士事務所の西川です。

高松市内で「株式会社」の設立をご検討されている皆さま、起業への大きな一歩、本当におめでとうございます!「設立費用をできるだけ抑えたいから、自分で手続きをやってみようかな」とお考えの方も多いですよね。ご自身で会社を作ることは、事業への思い入れも深まりますし、素晴らしいチャレンジだと思います。

ただ、株式会社の設立は合同会社と比べて少しステップが多く、ルールも厳格です。今回は、地元高松でスムーズに株式会社をご自身で設立するための手順と、絶対に知っておいていただきたい注意点を、ご近所さんのような感覚でわかりやすく解説しますね!

【クイック解説】高松市で株式会社を自分で設立するには?

まずは、一番気になる「全体の手続きの流れ」と「かかる費用」の結論からお伝えします。

  1. 基本事項の決定:社名や資本金などを決め、個人の印鑑証明書を高松市役所などで取得する。
  2. 定款(ていかん)の作成と認証:会社のルールを作り、亀井町にある「高松公証役場」で公証人の認証を受ける(※ここが合同会社にはないステップです!)。
  3. 出資金の振込:発起人の個人口座に資本金を振り込む。
  4. 法務局への設立登記申請:丸の内にある「高松法務局(本局)」に申請書を提出する。

【自分で設立する場合にかかる最低費用】

  • 登録免許税:15万円(※資本金額により変動)
  • 公証役場での定款認証手数料:約5万円
  • 紙の定款に貼る収入印紙代:4万円(※ご自身で紙の定款を作る場合は必須になります)
  • 合計の目安:約24万円〜

株式会社を自分で設立することは十分に可能ですが、「紙の定款」を作ると印紙代が4万円かかってしまう点に注意が必要です。それでは、具体的な手順を見ていきましょう!

香川県高松市で株式会社を自分で設立する方法と注意点(1)|西川司法書士事務所

1. 会社の基本を決めて、市役所で書類を集める

まずは、会社を形作る基本情報を決めていきます。

  • 商号(会社名)と本店所在地:高松市内のどこに本社を置くか決めます。
  • 事業目的:どんなビジネスを展開するのかを明確にします。
  • 資本金と発起人・役員:誰がお金を出し、誰が役員になるのかを決めます。

内容が固まったら、発起人(出資する人)と取締役になる方の「個人の印鑑証明書」を取得します。高松市役所(番町)の本庁舎や、お近くの総合センター、支所の窓口などで発行してもらいましょう。また、会社の「実印」もこのタイミングでハンコ屋さんに注文しておくとスムーズです。

2. 定款の作成と「高松公証役場」での認証

ここが株式会社ならではの重要な関門です。作成した定款(会社の憲法)を、公証人に「法的に問題ありません」と証明(認証)してもらう必要があります。

  • 場所:高松公証役場(高松市亀井町にあります)
  • 注意点:事前に電話等で予約を取り、作成した定款の案をチェックしてもらってから訪問します。
  • 費用の落とし穴:ご自身でWordなどで作成し、紙に印刷した定款を持参すると、税金として「4万円の収入印紙」を貼る必要があります。

3. 資本金(出資金)の払い込み

定款の認証が無事に終わったら、発起人の個人の銀行口座に資本金を振り込みます。

  • 会社名義の口座はまだ作れないため、個人の口座を使用します。
  • 「誰が・いくら振り込んだか」が通帳に印字されるように振込を行い、その通帳の表紙、裏表紙、記帳ページのコピーを取っておきます。

4. 高松法務局(丸の内)で設立登記の申請

最後に、定款や出資金の証明、役員の就任承諾書などをまとめて、法務局へ提出します。

  • 提出先:高松法務局 本局(高松市丸の内)です。
  • 間違いやすいポイント:高松駅のそばにある「サンポート(高松サンポート合同庁舎)」にも法務局の窓口がありますが、あちらは人権相談などの部署であり、会社の登記はできません!必ず丸の内の法務合同庁舎へ行きましょう。

法務局の窓口に書類を提出し、不備なく受理された日が、記念すべき「株式会社の設立日」になります。

よくある質問(Q&A)

Q:自分で「電子定款」を作って、4万円の印紙代を節約することはできますか?

A:理論上は可能ですが、あまりおすすめできません。電子定款を作成するには、マイナンバーカードを読み込むためのICカードリーダーや、PDFに電子署名をするための有料ソフト(Adobe Acrobat等)などを自費で揃える必要があります。機材代や設定の手間を考えると、専門家に依頼した方が安くて早かった、というケースがほとんどです。

Q:資本金は1円でも株式会社を作れますか?

A:はい、法律上は資本金1円から設立可能です。しかし、百十四銀行や香川銀行などで法人の銀行口座を開設する際の審査が厳しくなったり、取引先からの信用を得にくくなったりするデメリットがあります。高松市内で事業をされる方の多くは、100万円〜300万円程度を資本金に設定されています。

Q:本店所在地(会社の住所)を自宅のアパートにしても大丈夫ですか?

A:登記上は自宅の住所でも問題なく設立できます。ただし、賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社との契約で「事業用としての利用(法人登記)」が禁止されていることが多いため、必ず事前に賃貸借契約書を確認するか、管理会社に相談してください。

まとめ

高松市での株式会社設立は、一つひとつのステップを丁寧に進めれば、ご自身で完了させることができます。ただ、公証役場と法務局へ何度も足を運んだり、専門用語だらけの書類をゼロから作成したりするのは、起業準備でお忙しい皆さまにとって大きな負担になるかもしれません。

また、ご自身で手続きをすると、定款の収入印紙代として「4万円」が確実にかかってしまいます。

「4万円の印紙代を節約したい」「複雑な書類作成や役所とのやり取りはプロに任せて、自分はビジネスの準備に100%集中したい!」とお考えでしたら、ぜひ地元の身近な専門家である司法書士をご活用ください。高松での新しいチャレンジが最高のスタートとなるよう、親身になってサポートさせていただきます!

【お問い合わせ先】 西川司法書士事務所 公式サイト:https://nishikawa-souzoku.com (※こちらのURLから、詳しいサービス内容やご相談の流れをご確認いただけます。)


この記事を書いた人

西川陽平(にしかわ ようへい)
西川司法書士事務所 代表司法書士。香川県高松市を拠点に、相続登記・会社設立・不動産登記などの幅広い法務を手がけています。「難しい法律用語を、ご近所さんのような感覚でわかりやすく」をモットーに、地域の皆さまのお困りごと解決をサポートしています。

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監修:西川 弘行(西川司法書士事務所)
香川県高松市を拠点に相続登記・債務整理・会社設立など幅広い法的手続きを支援。相談しやすい丁寧な対応で地域の方々をサポートしています。

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